第190回/目覚めれば、君と出会う夏 - 星降る夏ぷろろーぐ(LAGUSOFT) - 日常
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第190回/目覚めれば、君と出会う夏 - 星降る夏ぷろろーぐ(LAGUSOFT)

日常
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星降る夏ぷろろーぐ

星降る夏ぷろろーぐ■制作者/LAGUSOFT(ダウンロード
■容量/19.8MB

主人公斎木タケルは、悪霊退治のために森へ入っていたが、苦戦。やむなく退却したが、1人の巫女姿の女性が目の前に現れた。彼女はタケルに「そなた、女難の相が出ている」と忠告。その言葉通りタケルは様々な女性に絡まれ……。気軽に遊べる育成要素つきのノベルゲーム。

ここが○

  • とにかく女性キャラクターの数が多い。
  • おやっと思わせる後半。
  • 豊富なおまけ。

ここが×

  • キャラが多すぎて照準が定まらない。
  • その上絵柄が似通っているので見分けがつきにくい。
  • あくまで外伝的な位置づけなので、シナリオ的にはシンプル。

■目覚めれば、君と出会う夏

少し前にご紹介した「Green Memory」と同じ作者さんによる作品です。制作者名が違うのは、あちらは個人制作でこちらはサークル制作という事みたいですね。また、この作品は「星降る夏」という作品(イベント等で販売されたみたいです)の外伝的な物語。とは言え、別に体験版とか予告編ではなく、この作品のみで物語は完結しているので、問題なく楽しむ事ができます。

物語は、悪霊を祓いに来た主人公が倒れ、ヒロイン達のいる神社で目を覚ますところから始まります。そのヒロイン達と色々な交流をしながら、最後には悪霊を倒すというのが目的。

そのヒロイン達との会話によって、主人公のパラメーターが上下します。また、隠しパラメーターに好感度というのがあるらしく、これも上げておかないといけません。選択肢の数は結構多く、個性豊かなキャラクター達も相まって、軽妙なやり取りが楽しめます。パラメーターの上下は目で見えますし、好感度も音の変化で分かりますから、攻略は難しくありません(ただ、前半は特に深い事を考えず、適当に選んでいいと思います)。好感度があるとは言っても、この作品は恋愛ものではなく、あくまで多彩なキャラとの交流を楽しむコメディで、恋愛風の展開にはなりません。

ただ、あまりにキャラクターが多すぎ、かつ絵柄がどのキャラも似通っているので、途中で訳が分からなくなります(汗)。あくまで外伝的な作品ですから、仕方ない面があるとは思いますが、もうちょっとキャラクターは絞り込んだ方が良かったような気もします。

また、物語それ自体はシンプルで特に捻りはありません。あくまでこの作品は、たくさん出て来る女性キャラクターとのコミュニケーションを楽しむ作品であると言えましょう。そう割り切れば、次から次へ出て来るキャラと過ごす日常は、意外なほど退屈せずに過ごせます。ただ、とにかくキャラ数が多いので、誰が料理が上手くて誰が下手なのかとかは、メモをとった方がいいかも知れません。ま、その度にセーブすれば済む事ではありますけど。

それと、この作品は悪霊を退治するという目的があるんですが(その悪霊のCGが、イマイチ強そうに見えませんけど)、後半で「あれれっ?」と思う展開を見せます。手法自体は珍しいものではありませんが、この作品の方向性にはよくマッチしていて効果を上げていると思います。後半はちょっと違う展開も見せ、「一粒で二度美味しい」感じです。

音楽、背景などは全てオリジナルです。そしてエンディングを迎えると、「星降る夏」本編の紹介を見られたり、ボイスドラマを聴けたりします。これがなかなかよく出来ていて、本編への期待を高めてくれます。もっとも、この作品自体数年前に公開されたものですから、もう本編は手に入らなさそうな気がしますけど。本編はノベルゲームではなく、いわゆる「日程消化型恋愛シミュレーション」のようですが、「ぷろろーぐ」をプレイしると、本編もプレイしてみたい気がしました。

システムは吉里吉里。プレイ時間は1時間前後。女性キャラはわんさか出て来るし、育成要素ありドラクエ風バトルありで盛りだくさん。気軽に楽しめる作品です。選択肢は多いですが、物語自体は一本道。エンディングは3種類。難解な作品で疲れたら、こういう気軽な作品はいかがでしょう?
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