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フリーノベルゲームの魅力とは

ノベルゲームのお話
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昨日、私のTwitterのタイムラインに流れてきたツイートです。


これこそが、フリーノベルゲームの魅力なのではないかと、私は思うのです。荒削りでも、作者さんの想いにじかに触れられる事。そして時にそれが自分の想いとシンクロする事がある時に、商業作品では味わえない面白さを感じますね。特に、小ぢんまりとした個人制作の作品で、それを感じられます。

わけても、少し創作活動をやった事があると、そのシンクロ率は高まるように思います。ちょうど、部活動でサッカーをやっていた人が、サッカーの試合を面白く見られるようなものですね。

もちろん、サッカーのルールを知らなくても、サッカーの試合は面白いのですが、知っていた方がより面白いし、プレイした事があると、より選手の一挙手一投足に共感できますし、自分の体験と重ね合わせて、試合に入り込める訳です。

じゃあプロの作品だとそれは感じられないのかと言えば、やはり「凄いな」とは思っても、そういう感覚は薄い気がします。サッカーに例えれば、身近な地元クラブチームの試合と比べると、例えばイタリアセリエAの試合は、凄さを感じても、感情移入や共感という意味では、ちょっと違うような感じがするのと同じです。

あるいは、プロ野球は好きじゃなくても、高校野球は応援する人っていますよね。そういう感じです。プロ野球の方が技術的には優れているのが当たり前ですが、高校野球には、独特の「一生懸命感」とか、あるいは自分の子供や孫と重ね合わせての「感情移入感」という、プロにはない魅力、共感度というものがあるのです。

もちろん、物語を味わう上で「作品に共感できる」のが第一の楽しみという訳ではありません。サッカーでも野球でも、「身近さや一生懸命さよりも、とにかく凄いプレイを味わいたい」という人もいる訳ですから、「作者の想いに共感とかどうでもいい。とにかく凄い、面白い作品を読みたい」という考え方があってもいいのです。

ただ、私の場合はフリーノベルゲームにそこは求めません。それだったら、お金を払ってプロの物書きの作品を読んだ方がいいですからね。

しかし時には、プロの物書きの作品より、仕事や学校の合間を縫ってコツコツと創作しているアマチュアの作品の方が、心に響くこともあるのです。私達と立場が同じだけに、訴えるメッセージ性が強く響いてくる事があります。それは例えば、医療のプロである医者が癌について講演するより、医療には詳しくなくても、癌で身内を亡くした人のメッセージの方が、心に響く事があるのと似ています。

そういう訳で、フリーのノベルゲームは、プレイヤーと作者さんが同じ土俵にいるという距離の近さ故に、プロの作品とは違った楽しみ方ができるんじゃないかなと、上記のツイートを見て考えた次第です。そうではないと、フリーノベルゲームのレビューなんて、単なる粗探しになってしまいますから。

逆に、作者さんとプレイヤーが同じ土俵にいるだけに、レビューを書く上でも難しさを感じているのも、事実ではあります。その点については、また後日ちょっとした文章を書いてみようと思っています。

まあそんな訳で、フリーのノベルゲーム独特の魅力を、レビューを通じて少しでも伝えていければいいなと思っています。今何本か目をつけている作品もありますので、また土日にでもプレイしてレビューを書ければいいですね。
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Comments 6

朝野はる  
No title

いつもひっそりレビュー楽しませてもらっています。
フリーゲームは数が多く、どれを遊んでいいのかわからないので、いつも参考にさせていただいています。

最近私が遊んだ作品で、短い作品ではないのですが、
四人の王国
というアドベンチャーゲームが最近でいちばん面白かったのでおすすめします。本記事に書いておられること「作者の思いとシンクロ」「商業作品では味わえない面白さ」が凝縮されたような作品で圧倒されまして、
よければぜひにと思いコメントしました。

2018/07/08 (Sun) 22:35 | EDIT | REPLY |   
NaGISA  
>>朝野はるさん

ひっそり楽しんでくださり、ありがとうございます。

「四人の王国」という作品を、早速調べてみました。RPGタイプのゲームなんですね。時間も数時間以上かかるようで、すぐには手をつけられないのですが、時間がある時にプレイさせていただきますね。

作品のご紹介、ありがとうございました。またお気軽にコメントをお寄せください。

2018/07/09 (Mon) 06:35 | EDIT | REPLY |   
時夏  
お、おぉ?

ガラッと様変わりしていらっしゃる!

何と言いますか、金銭を得る創作物が卑しいと言うつもりは全く無いのですが。
フリーゲームは物作りに対するピュアな情熱が詰まっているような気がするのですよね。
拙くて良い、表現したい物をそのまま表現し詰め込んだ結晶といいますか、だからこそ胸を打つ作品が数多いのかなと。
未だにSuccession of the Lifeが私の中で輝いているのもそういった理由なのかな~なんて思ったり。

活動の再開、とても嬉しく思います。
またひっそりとNAGISA氏のレビューを参考にさせて頂きまする。

2018/08/22 (Wed) 21:33 | EDIT | REPLY |   
NaGISA  
>>時夏さん

お久しぶりです!

様変わりはしましたが、以前のレイアウトを継承しつつ、現代風なデザインにしてみました。

確かに、フリーならではの情熱がある作品って多くて、それが私も楽しみだったりします。見た目が地味な作品にも、結構そういう作品ってあるんですよね。「Succession of the Life」は、私も今でも心に残っている作品で、時々プレイしたくなります。あの作者さん、続編の企画もあったんですよね。それだけが残念です。

また定期的に更新していきますので、どうぞNaGISA netをご贔屓に。

2018/08/24 (Fri) 07:29 | EDIT | REPLY |   
時夏  
おぉなんとタイムリーな

この柔い緑の色合いとタイトルのブログタイトルを見ていると何といいますか故郷に帰って来たかのような郷愁に近い感覚が(笑
人口無能アリ……ス(?)ちゃんがいた頃の.netさんも味があり大好きでしたが、リニューアル後も落ち着いた雰囲気で大好きです。
早速ブックマークに登録させて頂きました、またNAGISAさんのレビューを楽しませて頂ける事に嬉しさが溢れてやみません。

そういえば、たむりんのあしあとさんことPhylectorさんが復活されているのを数日前に確認致しました。
新作告知から暫くしてHPのレンタル元が閉鎖されてしまい、各種フリーゲームを楽しませていただく傍らたまに未練がましく跡地を覗いたりしていたのですが。
まさかのPhylector2Gさんとして復活されています!十数年越しのご帰還に思わず涙が。
新作の行方は!?これは本当に復活されているのか!?等々気になる事は多いですが、ひっそりと進展に期待させて頂こうと思います。
お元気なようで本当に本当に良かったです……orz

2018/08/24 (Fri) 19:20 | EDIT | REPLY |   
NaGISA  
>>時夏さん

Phylector2gのサイト、先ほど見てみました。昔のままで驚きました。本当に復活し、新作を作ってくださるのなら凄く嬉しいのですが。

今は更新再開から間がないので、ハイペースで更新していますが、落ち着いたら週に2本くらいのペースでレビューを書いていけたらと思っています。これからも宜しくお願いします。

2018/08/25 (Sat) 09:00 | EDIT | REPLY |   

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