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自作ノベルについて語る - 弥生桜の空に笑え!

ノベルゲームのお話
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弥生桜の空に笑え!自作ノベルゲームについて語るシリーズ。私が作った2作品目は、「弥生桜の空に笑え!」。タイトルは川原泉の「甲子園の空に笑え!」からです。公開されたのは、2009年の10月。前作「カレイドスコープ」からは、5年ちょっと経っていました。

この作品は短編であり、おまけまで全部読んでも30分くらいだと思います。未プレイの方は、よろしければ是非読んでみてください。ふりーむからダウンロードできます。

この作品は、「カレイド」を公開した後、「おにあい」や「桜日和」を作った、「あおぞら幼稚園」の雪双葉さんから、合作ノベルのお誘いを受けて、その企画の一環として作ったものです。どんな企画だったかと言いますと、1年12ヶ月分それぞれの月をテーマにした短編ノベルを12本と、最後に「1年」をテーマにした作品(これは雪双葉さんが書く予定だった)を集めると言うものです。タイトルは「季節のおくりもの」でした。

この企画、ライターさんも絵師さんも凄い人ばかりが揃っていました。ライターさんで、私がレビューした作品の中からあげると、「TRUE REMEMBRANCE」「送電塔のミメイ」の里見しばさん、「ナルキッソス」の片岡ともさん。

弥生桜の空に笑え!この2人だけでも驚いてしまいますよね。私など、「ナルキッソス」にかなり厳しいレビューを書いたので、「いいのか?」と言う感じでした。ちなみに、私は3月の担当でしたが、確か片岡ともさんが4月、里見しばさんは7月だったような記憶があります。

余談ですが、里見しばさんは、実は「エイトストーリーズ」の時も声をおかけしたのです。時間的に都合が合わず、残念ながら参加いただけませんでしたが、非常に丁寧なメールの返信内容に、こちらが恐縮してしまった記憶があります。

それはともかく、短編企画のノベルで、色々規約がありました。テキスト量は50KB。立ち絵は1人分だけで、1枚絵は3枚。そして私は3月だったので、テーマを「受験」にして、ああいう物語ができた訳です。

絵を担当してくださったのは、おりょうさんです。最初、ヒロインである梨津子のイメージを伝えるのに、「素直な感じの、あまり垢抜けていない可愛い子。制服のデザイン等はお任せします」と、これだけしか言いませんでした。

石川梨津子ラフそうすると、こんなラフ画が送られてきました。このイラストは、初公開だと思います。今となっては貴重な資料です。実は、このラフ絵ができてきた時点では、シナリオは何も書き上がっていなかったのです。1枚絵を依頼する時も、何も書いておらず、「だいたいこんな感じ」とお願いしただけでした。

が、この後立ち絵、1枚絵ができてきて、そのあまりの出来栄えの素晴らしさに、急速にやる気が上がっていき、一気に書き上げました。

結局、私を含むいくつかの作品は完成したんですが、主宰の雪双葉さん自体が音信不通となってしまい、この企画は頓挫してしまいました。私の作品を含め、この企画用の作品を(リファイン含め)公開されたのは、「夏色のコントラスト」(8月)「大丈夫」(9月)「夏仕舞冬支度」(10月)の、合わせて4本だけに止まりました。もし、片岡ともさんや里見しばさん、その他参加メンバーの作品が全部揃っていたら、凄いことになっていたでしょうね。当時は、Skypeなどなく、連絡はメールだけでしたから、何かと大変でした。

完成しなかったのは残念ですが、この時の経験はのちに「エイトストーリーズ」を制作した時に、大いに生かされましたので、無駄にはなっていないと思います。

この作品には立ち絵がありますので、それもあって文章は私としては珍しい一人称に挑戦してみました。何ですけど文章がちょっと硬いですね。おまけで読める梨津子の心情なんて、何だか女子高生っぽくないですし。この後の「エイトストーリーズ」「ななつぼし」では一人称の文章にも挑戦しましたが、私はやはり三人称が得意のようです。

今となっては、わざわざ遠隔地まで合格発表を見に行くなど、ちょっと古い感覚の作品ですが、それでも記念碑できな作品で、結構自分では気に入っています。やはり、自分の物語に絵がつくというのは、何とも言えない感動があるものです。

実は、この作品には続編の構想がありました。「弥生桜にひとみごろ!」というタイトルで、シナリオも途中まで書き、絵師のおりょうさんにも続編のキャラデザや1枚絵の了承をいただいていたのです。が、諸般の事情により作られませんでした。改めて作ってみたい気もしていますので、誰か絵を描きませんか?(笑)

次回は、私が一番気に入っている「ゆめいろの空へ」について語ります。一番気に入っているのに、一番評判にならなかったという、悲しい作品でもあります(笑)。期待せずにお待ちください。
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